高羽そらさんインタビュー

人生で初めての嘘を覚えてる?

ボクはへそ曲がりなので、今日は元号の話題を避けて、あえて嘘について考えてみた。エイプリルフールだからね。

 

嘘を一度もついたことがないという人がいるとしたら、そのほとんどは大嘘つきだろう。善意であれ悪意であれ、人間は嘘をつく生き物。

 

そんなことを考えているとき、ボクが生まれて初めて嘘をついたのはいつ? という疑問が浮かんだ。

 

物事には終わりがあるのと同じく、必ず始まりがある。だから初めて嘘をついた! という決定的瞬間がどこかであったはず。もちろんそんなこと覚えているわけがない。

 

想像できるのは、赤ちゃんのときは嘘をついていないということ。おそらく他人と自分を区別する『自我』が生まれてから以降だろう。人間の自我は早ければ2歳くらいに芽生えるそうなので、そのころには初めての嘘をついたかもしれないね。

 

人間は他人という存在を意識するから嘘をつく。それは保身であったり、優しさであったり、自己顕示欲だったり、悪意だったりするだろう。もし嘘をつけないとしたら、映画の『ライアー・ライアー』のようになってしまう。

 

それでも自分なりに思い出してみた。それで浮かんだのは、ボクが6歳くらいの出来事。小学校に入る前後だったと思うけれど、正確にはわからない。でもボクがついた嘘は明確に覚えている。

 

近所の年下の子供を集めて、ありえないような架空の物語を語った。もちろん主人公はボク。たしか有名人と会ったという話が発展して、そこから勝手に物語を作って信じ込ませた。自己顕示欲と自尊心の塊だったんだろうね。聞き手が感心したり驚いているのが楽しくて仕方なかった。

 

いわゆる妄想癖というやつだろう。精神的に問題のあった子供なのかもしれないwww

 

だけどよく考えたら、今も同じことをしている。小説を書くという行為は、嘘を物語に仕立て上げている。まぁそう言う意味では、ボクには向いているのかもね。

 

今日はそんな嘘に関するドラマを観た。

 

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『THE TUNNEL 国境に落ちた血』という2013年に放送されたイギリス・フランスのドラマ。いよいよ第9話と最終回の第10話を観た。第8話までの感想については、『群集心理による暴徒の恐怖』という記事に書いている。

 

1ヶ月をかけて観たけれど、本当に面白かった。犯人は思ったとおりのアシュトンで、主人公の刑事であるカールに対する復讐がその主な動機。かなりヤバいやつなので、結果として大勢の人が殺されることになった。

 

このドラマの最後の見せ場が、カールとアシュトンの争い。息子のアダムを誘拐されたカールは、アシュトンを追い詰める。だけど彼を殺してしまうとアダムがどこに監禁されているかわからない。

 

そこへもうひとりの主人公である、この写真のエリーズがやってくる。カールはまだ知らないけれど、アダムは発見されていた。だけど殺されている……。

 

アシュトンの目的は、カールに自分を殺させること。そうすればカールも警察によって殺されてしまうから。エリーズはカールが発砲しないよう、必死で説得する。「アダムは見つかった」と何度も言う。

 

カールは「無事なのか?」と訊く。なぜならエリーズはサイコパスであり、感情に左右されずに本当のことを言うから。彼女が「生きている」と言えば、息子の生存を信じることができる。アシュトンを殺す必要もない。

 

そしてエリーズは答える「アダムは無事よ」

 

それはエリーズがついた初めての嘘だったのかもしれない。カールと仕事をすることで、彼女のなかに変化が起きた。それまで他人の心を思いやることがなかったのに、カールを死なせたくないので嘘をついた。ここは最高に見応えのあるシーンだった。

 

1ヶ月を通して観たけれど、なかなかいいドラマだったなぁ。シーズン3まで作られているそうなので、機会があったらぜひ続編を観たいと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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