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高羽そらさんインタビュー

あまり意味のない暗号解読

タイトルに惹かれて興味を持ったけれど、だからどうなん、と感じる出来事があった。まぁ、真相はわからないんだけれどね。

 

謎の連続殺人事件「ゾディアック事件」の暗号文が51年間越しに解読される、その全容とは?

 

『ゾディアック事件』と呼ばれる連続殺人事件があるそう。1968年から1974年にかけて、アメリカのカリフォルニアで少なくとも5人が殺されたという未解決事件。その犯人は謎めいた暗号文を残すことで知られ、数々の映画や小説のモチーフとされたとのこと。

 

その暗号文のうち『408暗号文』という408の記号を使ったものは、1969年に高校教師によって解読されている。ところが340の記号を使った『340暗号文』は難解で、いまだ解読されていなかったらしい。

 

ところが今年の12月5日にオーストラリアの数学者が主導するアマチュアチームが、50年の時を経て暗号の解読に成功したらしい。リンク先の記事にその過程が書かれている。暗号好きのボクとしてはなかなか興味深い内容だった。

 

解読できるということは、この暗号を作った犯人はバカではないらしい。暗号の仕組みに関する知識と柔軟な発想力がなければ、これほど難解な暗号を作ることは不可能だから。

 

もしこれが映画や小説なら、50年越しの暗号解読を通じて事件が解決するという展開になるところ。それでこそこの暗号解読の過程がドラマになる。ところが解読された文章を見ると、とても事件解決に繋がるとは思えない。操作撹乱を意図した、犯人による単なるお遊びでしかないように思える。

 

未解決事件として捜査しているFBIは、暗号解読の事実を知らされた。だけど捜査中ということであえてコメントを出していない。もしこれが『340暗号文』のすべてなら、とてもじゃないけれど捜査に影響するような内容じゃない。むしろ捜査陣がイラつくだけだろう。

 

暗号解読という点から見れば偉業なんだろう。だけど結果として犯人逮捕につながらなければ、まったく意味のない解読だったということになる。もしかしたらFBIはとっくの昔に解読しているかもしれないしね。さらにコンピュータ時代である現在において、このような記号暗号は過去の遺物でしかない。

 

犯人の年齢はわからないけれど、もしかしたらあの世に行っている可能性もある。解読したチームの盛り上がりの反して、世間の反応は冷ややかだろうと思う。まぁ、ドラマのようには行かないよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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