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高羽そらさんインタビュー

なぜそんなに人を見下せる?

今朝は起きてまだ薄暗いなか、2021年になって初めて玄関の扉を開けた。要するに三ヶ日は一歩も外に出ていなかったということwww

 

外に出たのは燃えるゴミの日だから。昨年の最終は31日に回収があって、さっそく今日の4日から年明けの回収がスタート。生活をしている限りゴミは出るから、本当に感謝しかない。

 

こうして自治体がゴミを回収してくれているから、ボクたちは不自由なく暮らすことができる。ところがそんなゴミ清掃員の人たちに対して、とんでもない言葉を投げかける人がいるらしい。

 

「品のないクレーム」に悩むゴミ清掃員達の哀愁

 

ゴミの回収というのは本当に大変で、かつ危険な仕事でもある。ゴミの分別を考えない人だけでなく、危険物を平気で捨てている人もいる。機械の操作も危険が伴う作業なので、常に神経が張り詰めている仕事だろう。

 

そんな清掃員の人たちに対して、とんでもない罵声を投げかける人がいるらしい。リンク先の記事を読んでいて、怒りを通り越して呆れるあまり、まったく言葉が出てこなかった。

 

理不尽な言葉を投げかける人に共通しているのが、ゴミ清掃員という職業を見下している態度。彼らに対して『ゴミ屋』という言葉を投げつける。なぜそんな言葉を平然として吐けるのだろう?

 

ゴミ回収の作業中、一時的に自動車が通れないことがある。だけど普通は状況を察して待っているだろう。ところが一部の人はイラつくと、「おい、ゴミ屋どけよ。ゴミ屋がなんで俺を待たせるんだよ!」と食ってかかるらしい。

 

粗大ゴミの回収に向かったとき、ゴミが置いている場所がわからずに尋ねると、「ゴミ屋がなんてゴミがわからないんだよ。ゴミ屋のくせに」と馬鹿にしたような言葉でののしる人もいる。

 

リンク先の記事には、同様の事例がいくつか紹介されている。マジで唖然とするしかない。どうしてこんな言葉を他人に発することができるんだろう?

 

ゴミ=汚いもの、というイメージがあるのは事実。だけどゴミを扱っているからといって、その人たちとゴミを同一視するなんて言語道断。ただ日本にも根強い人種差別があって、戦国武士たちが戦に明け暮れていた時代、遺体を片付ける仕事を強制させられていた人たちがいた。

 

江戸時代であっても、処刑された人たちの遺体処理に従事していた人たちもいた。その人たちは差別意識の最下層に置かれ、おそらく他の人たちから冷たい視線を投げかけられていたにちがいない。

 

その当時の感覚が現代にまで残っているとは思えないけれど、『ゴミ屋』という言葉には同質の嫌悪感を覚える。人間の心の奥底には、汚いものを処理する人に対する軽蔑の精神が住みついているのかもしれない。

 

他に考えられる理由として、現代社会におけるストレスのはけ口にされているというもの。自分が感じているプレッシャーやストレスに耐えきれず、ゴミ清掃員の人たちに食ってかかる人がいるのかもしれない。だとしても最低で下劣なストレス解消だよな。

 

職業に貴賎はないと教えられてきたけれど、無意識に判断しているところは誰にもあるのかも。ボク自身も同じことをしていないか、自分の言葉に注意したいと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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