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高羽そらさんインタビュー

女性が冬に生足でも平気な理由

ここ数日はすっかり春めいて、朝の掃除中には暑く感じるほど。それでもまだ外に出るときは、上着がないと心配。寒の戻りがあるかもしれないからね。

 

今日は寒いなぁと感じる日に、自宅近くの私立女子中高に通っている生徒を見て感心することがある。雪が降りそうなときでも、生足で歩いている生徒がいるから。阪急六甲駅の近くを歩いているときでも、神戸大学に通う女子学生が真冬なのにミニスカートで歩いているのを見かけることもある。

 

男性にとっては目の保養になるだろうけれど、寒くないのか心配になる。ところが男性が思っているほど、その女性たちが寒さを感じていないらしい。

 

真冬の女子高生はなぜ生足でも平気なのか? 我慢だけではない心理メカニズム

 

なかなか面白い記事だった。アメリカのサウスフロリダ大学の研究チームが科学誌に発表した内容をまとめたもの。真冬に生足というのは、やはり多少は寒いらしい。オシャレのために我慢しているという側面もあるとのこと。だけどある心理メカニズムが働くことで、あまり寒さを感じていないそう。

 

その心理メカニズムとは、自己対象化と呼ばれているもの。簡単に言えば、自分を客観的に見ること。リンク先の記事から抜粋してみよう。

 

『自己対象化とは、他人からの視線を気にする「見栄え」と自分自身をみつめる「自己愛」を足して割った感じと言える』

 

他人の視点で自分を見ると同時に、恋愛対象のように自分に対して好ましい視線を向けている状態らしい。ナルシストに近いのかも。男性よりも女性にこの傾向が強く出るようで、この自己対象化が働くと空腹を感じなかったり、気温の変化に鈍感になるそう。

 

だから真冬に生足でも平気でいられるとのことらしい。自分を客観視できるということは、瞑想に通じるものがある。瞑想は、まさに自分を客観視するトレーニングだから。それゆえ自己対象化ができる人は、『心頭滅却すれば、火もまた涼し』という状態なのかもね。

 

この記事を読んで思い出したのが、祇園の舞子さん。ボクが祇園の芸舞妓事務所で働いているとき、舞子さんや芸妓さんが真夏でも汗をかかないことに感心していた。夏用の着物だとはいえ、日本髪を結ってだらりの帯でお座敷に向かう舞子さん。顔はお白いを塗っているので、汗をかけば化粧が崩れてしまう。

 

なぜ汗をかかないのかと尋ねると、「気合どす!」という言葉が返ってきた。まぁ、たしかにそうなんだろうね。だけど京舞を人前で披露することが仕事だから、他人に見られることに慣れている。それゆえ舞子さんたちは、自己対象化が一般の人より強く働くのかもしれない。だから真夏でも、汗をかかずに過ごせるのだろう。

 

自分を客観視できるようになると、感情の波に飲まれることが減少する。そうした精神的なメリットだけでなく、気温の変化に対してもうまく対応できるということらしい。とても興味深い記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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