悪魔も子育てには苦労する
夕方になってしっかり雨が降っている神戸です。でも今日はラッキーでした。買い物に出かけていた午前中から昼過ぎにかけては、ポツリとも雨が降りませんでした。荷物が多かったので、とても助かりました。
もう一つ気になっていたのが宅配便。今日届く予定の荷物がありました。ところが宅配ボックスに入るサイズではありません。再配達を依頼するのが面倒ですから、午後から夕方にかけて届けてもらえたらいいなぁと思っていました。
これまた運良く、午後便に乗っけてもらえたようです。雨の中の配達で気の毒でしたが、私としては助かりました。段取り良く行く時って、何でもスムーズに進むものです。そして自分がラッキーだなと思える成功体験が増えると、さらにそんな出来事が続いて起こります。ラッキーを引き寄せるのは、こうした感覚を持ち続けることですね。
その届いた荷物というのは、インクジェットプリンターです。２年ほど前までは、2000年に買ったプリンターをずっと使っていました。ただパソコンが新しくなってソフトが対応しなくなったので手放しました。
特に印刷する用事がないので、その後はプリンターを買いませんでした。大抵はメールやLINEのやり取りで完結しますから、特に必要性を感じなかったのです。でも原稿を印刷する必要が生じまして、久しぶりにプリンターを買いました。
最低限の機能があればいいので探していると、Amazonで７割引の表示を発見！ 驚くことに２千円台です。黒インクで原稿を印刷できれば十分ですので、迷わずポチりました。さっそく年明けに使います。
それにしてもAmazonは本当に便利です。電化製品でも量販店より安いですし、自宅まで無料で届けてもらえます。ミューナのキャットフードやトイレの砂等も、全てAmazonです。ここ十年くらいで流通機構に大きな革命を起こしました。そしてさらにこの先も続くでしょう。
さて、昨日に観た映画です。
『コンスタンティン』（原題: Constantine）という2005年のアメリカ映画です。ホラー要素が盛り込まれたファンタジーアクション映画です。
過去に観たことがあるのですが、ブログで連載を予定しているホラー小説の勉強を兼ねて鑑賞しました。主演はキアヌ・リーブスで、子供の頃から強い霊感を持ち、悪魔払いを仕事にしているジョン・コンスタンティンを演じています。
共演は女性刑事役のアンジェラを演じているレイチェル・ワイズ。私の大好きな女優さんです。そしてまだ若いシャイア・ラブーフも重要な役で出演しています。『トランスフォーマー』や『イーグルアイ』に出演する前ですね。
悪魔と悪魔払いの戦いを描いたシンプルなストーリーです。でもCGがリアルで気持ち悪いので、なかなかいいです。『エクソシスト』を思い出します。そして最後にはどんでん返しもありますから、私としてはかなり好きな作品です。ホラー小説の勉強になりました。
この映画の前提として、悪魔も神も人間世界に入り込むことはできない、となっています。ですからハーフブリードという、天使と人間、悪魔と人間の、中間的な存在が人間に関与します。そして死後の魂を地獄と天国で奪い合うわけです。
当然ながら地獄を仕切るのは堕天使の象徴であるルシファー。ところがこの映画は、その息子が暗躍します。父のルシファーに内緒で、人間界に降り立って直接支配することを企みます。その息子の野望を阻止するため、ジョンとアンジェラが活躍します。
でも最終的にはパパのルシファーが登場します。息子の陰謀に気づき、それを阻止します。地獄の存在が人間界に入り込むと、宇宙の均衡が崩れてしまうからです。息子がそこまでするとは、さすがのサタンも気づきませんでした。
結局は悪魔も子育てには苦労しているという、笑えるようなホラー映画です。でも映像は気持ち悪くて怖いですよ。ストーリの構成や伏線もうまく配置されています。まだ観たことがない方は、楽しめる映画だと思います。
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