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高羽そらさんインタビュー

鉄の女の涙に、もらい泣き

クリスマスイブとはいえ、我が家はいつもと全く同じです。朝からいつもの食事をして、いつもの掃除をして、いつものように仕事をしたりブログを更新しています。夕食も特別でなく、いつもの料理です。

 

でもそれは今日が外出日じゃないから、という理由だけです。明日のクリスマスは外出しますので、ケーキやシャンパンを買う予定です。今夜は三宮を散策すると、思い切りクリスマスを感じることができるでしょうね。でも明後日になれば、一気にお正月ムードです。

 

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昨日散歩していると、こんな寄せ植えを見つけました。バリバリお正月の雰囲気ですね。でも一週間後は大晦日ですから、決して先走りではないと思います。いよいよ押し詰まってきました。

 

小学生はボチボチ冬休みなのかな? 私が小学生の時は、必ず24日が終業式でした。冬休み突入とクリスマスイブが同じだったので、はっきり憶えています。明日は満月のクリスマス。素敵な1日になればいいですね。私も明日は満月を見ながらシャンパンをいただきます!

 

さて、今日の午後に観た映画です。

 

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(原題: The Iron Lady)という2011年のイギリス映画です。

 

説明するまでもなく、11年間イギリスの首相を務めたサッチャーさんの伝記映画です。以前から気になっていましたが、ようやく観ることができました。サッチャー首相といえば、私の中で最も記憶に残っているイギリスの政治家です。西欧では初の女性首相です。今ではドイツのメルケル首相が有名ですが、当時は強い女性の象徴のような方でした。

 

その強さは、アルゼンチンとのフォークランド紛争で証明されています。でもそれだけでなはく、アメリカと協調することで東西冷戦の終結にも力を尽くされています。ドイツのベルリンの壁が取り除かれたのも、彼女の在任時期でした。ただし、国内的には様々なトラブルを引き起こした政治家でもあります。

 

映画ではどのようにサッチャー首相の人生が描かれるのか、期待と不安と半々でした。ありきたりの映画ではつまらないと思っていたからです。でもいい方向の作品に仕上がっていました。何度も感動して、涙を流しました。鉄の女と呼ばれた彼女の涙に、思わずもらい泣きしてしまいました。

 

その映画の素晴らしさの原動力になったのは、主演のメリル・ストリープです。言うまでもなく大女優の彼女ですが、この映画でもその実力を見せつけられました。何という素晴らしい俳優さんなのでしょう。映画の途中からノンフィクションを観ているように感じました。それほど演技が完璧なのです。

 

あのイギリス英語は完璧すぎて、私の語学力ではアラを見抜けません。とてもアメリカの女優さんとは思えません。脱帽としか言いようがありませんでした。アカデミー主演女優賞の受賞は文句なしですね。彼女の演技を観ているだけでも値打ちのある映画です。

 

そして映画全体の構成も素晴らしかった。晩年のサッチャー首相は認知症を患っておられました。最愛の夫が亡くなったことも忘れているほどです。映画はそんなサッチャーさんの視点で語られます。そして亡くなったはずの夫が彼女には見え、二人で過去を振り返る構成になっています。映画の支点を現在に置いたことで、映画として完成度が増したと思います。サッチャー首相の政治的功績は誰もが知っていますからね。

 

夫の遺品が整理できない。それは夫に執着している彼女の心を象徴しています。そして過去を振り返ることで現実を受け入れ、遺品を処分できます。すると今まで見えていた夫の幻影が消えてしまいます。そんな晩年のサッチャーさんの心の葛藤と解放が、わかりやすく描かれています。とても素敵な映画でした。

 

来年の2月に、メリル・ストリープがロックスターを演じる映画が公開されます。実の娘さんと共演になるとか。楽しみですね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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