メチャ気になる Vol.95
リオ五輪は終盤に入ってきて、さらに盛り上がりを見せています。今朝は女子レスリングが金メダルの3連発! 素晴らしいですね。
レスリングや柔道といえば格闘技。そんな格闘技のなかでも相手を殴るという、より喧嘩に近いスポーツがボクシングです。試合を見ることがないのでまったく知らなかったのですが、今回の五輪からルールが変更されています。
アマチュアボクシングの代名詞であるヘッドギアが、リオ五輪から廃止されたそうです。知りませんでした。その理由が、ヘッドギアを付けているほうが脳しんとうを起こしやすいということです。
国の代表レベルのパンチになると、ヘッドギアのスポンジでは意味がないそうです。それほど強いパンチなのですね。それどころかヘッドギアのせいで、かえって怪我が増えています。
まずは視野が狭くなります。確かにそうかもしれません。ですから相手のパンチを避けにくくなるのでしょう。このレベルの選手なら、普段の訓練によって相手のパンチをガードしたり避ける練習を積んでいます。でもヘッドギアによってその視野が遮られてしまいます。
さらにヘッドギアを付けているという心理面の影響です。やはり油断してしまうようで、「守られている」という感覚が強くなります。ですから選手がリスクを犯しやすくなります。つい無茶をしてしまうのでしょう。
ボクシングをしたことがないので、この記事を読んだ時は驚きました。プロボクサー以外はヘッドギアが当然だと思い込んでいたので、まさかそんなリスクがあるものだと想像もしなかったからです。
まだ明確なデータが提示されていないようで、女子ではヘッドギアが義務付けられています。どちらがより安全性が高いのか模索中のようです。グローブをつけているとはいえ、なんせ殴り合うわけですから、あらゆる危険が想定されますものね。どちらにしても常識というのが、ある日突然に変わることを思い知らされた記事でした。
話は変わりますが、わたしは格闘技が苦手です。性格的なものだと思いますが、肉体にダメージを与えることで誰かと競い合うことが性に合わないです。小学生のころに剣道を習っていました。同時に水泳も習っていました。
中学校に入った時、どちらのクラブに入るか真剣に悩みました。でも決め手になったのは、水泳が格闘技ではないことです。自分自身との勝負に集中出来る水泳のほうが向いていたようです。球技でもサッカーやラグビーは、わたしにとっては格闘技ですからね(笑)
剣道もボクシングのヘッドギアのように防具をつけます。経験のある方はご存知だと思いますが、あれって意外に痛いのです。面でも頭頂部にまともに竹刀を撃ち込まれたら、目から火花が出てクラクラします。耳のあたりに竹刀が当たれば、激痛で息が止まりそうになりますからね。
胴は撃たれても痛くありませんが、スパッとうまく決められた時だけです。攻撃してきた勢いで脇の下あたりに相手の竹刀が当たると、痛くて悶絶してしまいます。スポーツに痛みはつきものですが、格闘技による痛さを体験するのは嫌だなぁ。足がつって痛みで動かせなくても、上半身だけで泳いでいるほうがいいです。
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