年末年始の読書計画完了
このブログで何度も書いているように、神戸市図書館システムの大規模な更新が予定されている。これまでは図書館カードを使ってしか本を借りることができなかった。でも来年の2月からマイナンバーカード、そしてスマートフォンで認証することで本を借りることができるようになる。
図書館サイトには利用者のマイページができて、過去の貸出履歴を見ることもできるそう。ただそのシステム更新に伴って、今月の29日から1月末まで図書館が事実上閉館となる。一部の図書館では新聞等の閲覧ができるものの、ボクの地元の灘区図書館は床の張替えを同時進行でやるらしい。それで完全閉館となる。
図書館のヘビーユーザーとしてはちょっと困る。でも残念なことばかりじゃない。通常の貸出期間の2週間が7週間に延長される。さらに貸出限度の10冊が20冊まで拡大された。そこでこの年末年始の読書を有意義にするため、ボクは今月に入って計画していた。そして今日になってその本がすべてそろった。
これが今年の年末年始にかけて読了する予定の本。ざっと見てわかるように、ボクの敬愛するトールキンの作品ばかり。それも『指輪物語』に関連する作品を集めた。当然ながらこれらの本は過去に読了している。それどころか最低でも5回ずつは読んでいる。
というのはすべて所有していたから。だけど本の整理をするときに手放した。その最たる理由は『指輪物語』が好き過ぎるから。その愛が爆発しそうになって、どうしても原語である英語で読みたい。だから1冊で『指輪物語』のすべてが掲載されている英語版を手元に置いている。
邦訳があるとついそちらを読みたくなってしまう。だから手元に置くのは英語版だけにした。まだ完全に読了できていないけれど、来年中には完読するつもりで計画している。その手始めとして、図書館のシステム変更を利用することにした。邦訳を読んでおくと、英語でも理解しやすいからねwww
『指輪物語』の舞台はミドルアースで、邦訳では『中つ国』と呼ばれている。この12冊の本は、その『中つ国』の歴史が物語を通じて語られている。何千年にもわたる壮大な物語で、神話でもあり、戦記でもあり、そして歴史書でもある。
左端の『シルマリルの物語』は、日本で言えば『古事記』のような内容。『中つ国』に先立つ神の国の始まりから、中つ国の誕生と黎明期が描かれている。これはトールキンの死後に発表されたもので、彼の息子が父の著作を集めて編集したもの。そういう意味では完全ではないけれど、映画化されている作品につながる貴重な歴史が記されている。今年になって公開されたAmazonのドラマは、この時代の世界を描いている。
その次の『ホビット』は、マーティン・フリーマンの主演で映画化された作品。ホビットのビルボが、魔法使いのガンダルフとともにドワーフの故郷を取り戻すという冒険物語。元々は子供向けの作品だけれど、映画では『指輪物語』のキャストを使って本格的なファンタジーとして公開された。
そして最後の文庫の『指輪物語』は、説明するまでもなく『ロード・オブ・ザ・リング』のタイトルで最初に映画化された作品。ボクにとってこれを超える物語はこの世に存在しないと断言できるほど。おそらくスティーブン・キングもボクの意見に同意してくれると思う。彼もこの物語のフリークだから。
ということで今読んでいる本を読了したら、まずは『シルマリルの物語』から探検に出ようと思っている。久しぶりで忘れていることもあるので、ちょっとワクワクしている。ファンタジーまみれの年末年始になりそうで、最高の年越しを迎えられると思う。
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