神戸に越して干支が一回り
何かと大変だった2020年もついに12月。特に我が家で大変だったのは先月の11月だよなぁ。まぁ、それについては、いつか機会があれば書こう。
12月ということで、我が家のマンションにもこれが登場した。
マンションのエントランスロビーに設置されたクリスマスツリー。だけど今年はどことなく寂しい。なぜなら新型コロナ対策ということで、ロビーのソファセットが撤去されているから。だからガランとしたロビーにツリーだけがポツンと置かれている。
早いもので京都から神戸へ引っ越して、先月で満12年となった。2008年のことだから、ちょうど干支が一回りしたことになる。だから神戸でクリスマスを迎えるのは、今年で13回目となる。
人生のほとんどを京都で過ごしていたから、ボクも妻も本質は京都人。先日ある旅番組を見ていて、出演している女性タレントが関西弁を使っているのに気づいた。その言葉にピンときたのは、彼女が京都出身だということ。調べてみるとそのとおり。同じ関西弁でも、京都、大阪、神戸では微妙にちがう。
ただ神戸に12年いても、そのちがいを常に感じているわけじゃない。ふとしたときに、そう思うだけ。もしかすると神戸の言葉が無意識に身についていて、区別できなくなっているかもしれないね。
猫のミューナも京都生まれ。金閣寺の近くで生まれた彼は2歳5ヶ月のときに神戸へ来た。いまは14歳5ヶ月を過ぎた彼にすれば、神戸っ子といってもいいだろう。彼の人生(猫生?)のほとんどは神戸で過ごしているからね。
以前のブログでも書いたことがあるけれど、神戸に引っ越した理由はあるようでない。どこかへ引っ越そうと思ったとき、ボクも妻も神戸が頭に浮かんだ。そして物件を探したけれど、京都に比べて地価が高い。同じ神戸でもかなり郊外になりそうだな、とあきらめかけたとき、いまのマンションと出会った。
阪神淡路大震災による建て替え物件なので、地権者が優先的に購入できる。それゆえ値段もこの地域にしては破格だった。タイミングよくその新築販売と出会うことができて、いまのマンションで暮らすことになった。これこそが『地縁』というものだろう。この場所に呼ばれたとしか思えない。
だけと『地縁』というのは生き物だと思う。だから次に干支が一回りしたとき、ボクがどこで暮らしているかは想像もできない。その時期が来れば成るようになるんだと思う。ただ老猫になったミューナに引越しのストレスを与えたくないから、彼にとってはここが終のすみかになればいいなと思っている。
12年暮らして言えることは、神戸という街が京都と同じくらい好きだということ。ボクたち夫婦にとっては、神戸のような適度な都会がベストな環境だと思っている。未来のことはわからないけれど、次に同じ干支が巡ってきても、きっと神戸に住んでいるような気がする。まだ生きていたらねwww
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