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高羽そらさんインタビュー

欧州の徴兵制復活が意味すること

今日は久しぶりの五月晴れで、明日からのゴールデンウイーク後半はいい天気に恵まれそう。行楽地は大勢の人で賑わうだろう。

 

ただ日本は平和を満喫しているけれど、いまだウクライナではロシアとの戦争が続いている。中東でも戦火の絶えることがない。火種に近いヨーロッパ諸国は、日本と違って戦争について本気で考えている。そのことがわかる記事を読んだ。

 

ヨーロッパで徴兵制復活の動き、ドイツ国防相「兵役停止は誤りだった」…デンマークなどは女性も対象

 

ヨーロッパでは徴兵制復活の動きが活発化しているという記事。その理由はもちろんロシアによるウクライナ侵攻。戦争の行方によってはNATO諸国が巻き込まれる可能性がある。不安を増大させているのはそれだけではない。

 

アメリカ大統領選挙で、トランプ前大統領が就任する可能性が高くなってきた。トランプ氏は欧州防衛への関与に否定的な考えを述べている。つまりNATO諸国としては、アメリカの援助を期待できないかもしれない。それゆえ自国の軍備を増強しようという動きになっているそう。

 

記事によるとドイツの国防相が「兵役停止は誤りだった」と述べている。以前のドイツは18〜27歳の男性に原則として兵役が義務付けられていた。ところが2011年に停止されている。ところが現状のドイツ軍は定員割れを起こしている事態とのこと。

 

バルト3国の一つであるラトビアでは、今年1月に18年ぶりに兵役が復活した。クロアチアでも2009年に停止した兵役復活が検討されている。デンマークではスウェーデンとノルウェーに続いて、2026年から女性を徴兵対象とすることが決められた。

 

これらの動きはロシアの蛮行が影響しているのは間違いない。でもそれは戦争を起こすためではない。侵略しようとする『ならずもの国家』(映画の『トップガン マーヴェリック』風の表現www)に対して、戦争を思いとどまらせるため。デンマークの首相はこう述べている。

 

「戦争をしたいからではなく、避けたいから再軍備するのだ」

 

現状の世界においてこの言葉は大きな意味を持つ。日本人もこの言葉を本気で自覚するべきだと思う。なぜなら東アジアにも『ならずもの国家』が現実に存在しているんだから。

 

ボクは徴兵制が最善策だとは思わない。現代の軍備はデジタル技術を含めて専門化している。だから素人が1年ほど軍役についても役に立たないと思う。ロシアの徴兵のように、素人兵はミサイルの盾になるしかない。

 

本当に必要なのは国民に危機意識を持たせることであり、現状の軍備をより効果的に配備すること。そのための防衛費の増額も必要だと思う。日本の場合は自衛隊の認識に対する憲法改正も検討するべき。さらに同盟諸国との絆を深めることで、『ならずもの国家』の動きを封印することが肝心。

 

徴兵や軍備増強と聞くだけで、戦争を起こすつもりだと批判する人がいる。でもそれは現代社会において明らかにピントがずれている。民主主義国家において、戦争のメリットは全くない。それゆえ全体主義国家の暴走を防ぐための抑止効果が必要だということ。ヨーロッパ諸国はそのことを痛感しているんだと思う。

 

日本にも日本だけの効果的な方法があるはず。とりあえず平和ボケは早々に脱却した方がいいと思う記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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