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高羽そらさんインタビュー

ウンチの有効利用かな?

ボクは家畜人工授精師の資格を持っている。『牛』限定だけれど、大学が畜産科だったので畜産試験場で実習を受けて国家資格を取った。使う機会はまったくないけれどwww

 

実習では人工授精の工程を実際にやる。その方法は知らない人にすれば衝撃的だと思う。牛の直腸に左手を肩まで入れる。そしてそこからメス牛の子宮頸管をつかむ。そして右手で牛の膣内に精液を注入する器具を挿入する。

 

その前提としてやらなければいけないことがある。牛の直腸にはウンチが滞留しているので、それをかき出すという作業。ビニールの手袋は着けるけれど、ウンチをつかんでかき出すのは自分の手を使う。つまりウンチを手づかみするということ。

 

ウゲゲ!、と思う人が多いだろう。ところが牛の糞は割と綺麗。牧草が主食なので、匂いもさほどではないし、不潔というイメージなんてすぐに消えてしまう。大学の実習で牧場の牛の世話をするときも、牛のフンをスコップで集める。これだって慣れたらどうってことない。いま毎日取っている猫のウンチのほうがよっぽど匂うwww

 

そうして集めた牛のウンチは捨てない。そんなもったいないことはしない。藁や牧草と混ぜることで、堆肥を作るのに使う。冬になると、藁と混ぜたウンチからモクモクと湯気が上がっている。発酵することで発熱するから。そのウンチのおかげで、元気な野菜を育てる土壌を最適な環境に保っていける。

 

まぁボクの子供時代は、人間の糞尿だって肥やしにしていたんだからね。そんなウンチに関するユニークな記事を見た。

 

虫の糞をお茶にする『虫糞茶』 体にいい成分が含まれる? 研究者「予想とのギャップに笑ってしまう美味しさ」

 

それは虫のウンチ。蛾の幼虫は葉っぱを食べる。その幼虫の糞を飲んでみようと思った人がいた。京都大学の大学院の研究者。先輩がマイマイガを農家から大量にもらってきた。別の実験で深夜まで作業をしていたとき、ふと「虫の糞を飲んでみようと」と思ったそう。普通はそんなこと思わないよなぁ。

 

その幼虫は桜の葉を食べていて、まるで桜のフレーバーティーのような味だったそう。見た目も美しい紅茶色。これがきっかけで、「虫糞茶」の研究を始めることにしたらしい。

 

あらゆる虫や葉っぱを試すことで、40種類ものお茶ができたそう。そのなかには、高級な中国茶のような味わいのものもある。さらにアミノ酸やポリフェノールも大量に含まれていて、健康にもいいという結果が出ているとのこと。

 

もう少し研究が進めば、「虫糞茶」が市場に出てくるかもしれないね。おそらく虫の体内を通過することで、葉っぱの成分が凝縮されるのかも。そのうち高級茶として高値で取引されることになりそう。

 

そういえばこの記事を読んで思い出した。ジャコウネコにコーヒー豆を食べさせて、その糞から未消化の豆を集めて焙煎される高級なコーヒーがある。100gで1万円ほどもする超高級なコーヒー豆。これだって考えたらウンチみたいなもの。ウンチといっても、なかなかあなどれないよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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