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高羽そらさんインタビュー

予言は聞き流すに限る

いよいよ2022年も残すところ3日。この数日なんてあっという間に過ぎてしまうから、気がついたら新年というのがいつものこと。

 

さて、この時期になると新年の展望が話題になる。コロナ禍は相変わらず続いているし、今年の2月に始まったロシアによるウクライナへの侵攻も終わりが見えない。ミャンマーでは軍事政権が民衆を抑圧し、イランでは信じられないようなことで死刑が執行されている。そして中国による台湾への武力行使がいつ起きても不思議じゃない。

 

こんな不穏な世界情勢だけに、予言を気にする人もいるのだろう。昨日、こんな記事を見つけた。

 

ノストラダムスの予言する2023年に起こりうる7つのこと

 

ボクたちの世代には大騒動を起こしたノストラダムスの予言。1999年に世界は滅亡しなかったけれど、大勢の人たちを不安にさせた迷惑極まりない騒動だった。そもそもあの予言は解釈が人によってちがい、明確な予言として成立していない部分もある。

 

それでもいまだにノストラダムスの予言は解釈されていて、2022年の予言もかなり当たっていたそう。そして誰の解釈なのかわからないけれど、2023年についても予言されているらしい。項目だけ抜き出してみよう。

 

・火星探査計画における不可解な事故

 

・世界的な食糧危機

 

・第三次世界大戦の勃発

 

・新教皇の誕生

 

・天の炎

 

・気候変動

 

・新世界秩序

 

という7つの予言。詳細を知りたい人はリンク先に書かれているので参照を。食糧危機や第三次世界大戦の勃発は、ウクライナ情勢を見ていたらボクでも予言できる。いつ何が起きても不思議じゃない。かといってノストラダムスという「過去の権威」に便乗する気持ちはまったくない。

 

もっと現実的な予言というか、予測を見てみよう。気になるのはウクライナの今後。専門家たちが来年に起きるであることを予測している。もちろんその人たちは予言者じゃないけれどね。

 

【解説】 ウクライナでの戦争、2023年に予想される5つの展開

 

これも項目だけを抜き出してみる。

 

「ロシアの春季攻勢が鍵」:マイケル・クラーク(英戦略研究所アソシエイト・ディレクター)

 

「ウクライナが国土を奪還」:アンドレイ・ピオントコフスキー(米首都ワシントン在住の科学者・アナリスト)

 

「終わりが見えない」:バーバラ・ザンチェタ(英キングス・コレッジ・ロンドン戦争研究学部)

 

「ロシアの敗北しかない」:ベン・ホッジス(元米陸軍駐欧州司令官)

 

「同じことの繰り返し」:デイヴィッド・ゲンデルマン(イスラエル・テルアビブ在住の軍事専門家)

 

専門家の意見もバラバラ。要するに未来の出来事に正解などない。そこから導かれる答えは明白

 

「予言や予測なんて聞き流すに限る」ということ。

 

予言や予測に本物がないとは言わない。ボクも予知夢を見たことがあるので、予言を否定しているわけじゃない。さらに専門家による時局予測に関しても、それなりのプロセスを経て出されたものだと思う。

 

だから「危険や危機に備えて、予言を信じるべき」という声が出てくるのだろう。でもボクはそういう対応を取らない。なぜなら視野を狭めてしまうから。

 

今の時代、何が起きても不思議じゃない。何も起きないと考えている人の方が怖い。だけど予言や予測に意識をフォーカスしていると、それ以外の出来事に対応できなくなる。予言されていないことや、予測されていないことが起きるのが現代社会だから。

 

つまり何が起きてもいいように、常に心の準備をしておくべき。特定の予言を心配して固執していると、それ以外の出来事が起きたときにパニックになってしまう。だから未来のイメージを固定させるような予言や予測は、参考程度にして聞き流すのがベストだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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