物流に負担をかけないネット注文
今朝、妻を話していたことがある。ネットのなかった時代の生活が信じられないということ。一度便利なものを使ってしまうと、それらがなかった時代に戻れなくなってしまう。その代表がネットショッピング。
我が家では日々の食材やドラッグストアで購入する日用品をのぞいて、ほぼネットで商品を購入している。特にミューナ関連の商品は完全にネットオンリー。だからAmazon等を頻繁に利用している。
以前からそうだったけれど、ネットで注文する際に心がけていることがある。それは再配達を防ぐということ。再配達はこちらも対応が面倒だし、何よりもドライバーさんに負担をかけてしまう。だから到着する日を考慮して、自宅にいる時間に届くように注文している。
そんな再配達を防ぐため、ネットショップでは「日時指定」を選択できる場合が多い。Amazonでもプライム会員なら指定できるし、ユニクロやニトリも配達日時を指定できる。これは再配達を防ぐのに最適だと思い、できる限り利用していた。
でも現実問題として、ドライバーさんの立場にすれば「日時指定」はできるだけ使って欲しくないとのこと。
「日時指定」はできるだけ使わないでほしい…トイレにも行けない多忙な配達員が口を揃える意外なホンネ
リンク先の記事を読んで、「日時指定」の問題がよくわかった。結論から言えば、「日時指定」はドライバーさんの負担になっている。なぜならネット販売を運営している会社が、ドライバーさんの運行状況を把握できないから。つまり「日時指定」を無制限に受けているのが現状。
EC会社と宅配業者が完璧にリンクしていて、トラックの運行状況がフィードバックされていたらこんな問題は起きない。キャパを超えた「日時指定」を受け付けないようにできるから。でも実態は複数の運送会社や個人業者に委託しているので、現状を全く把握しない状況で「日時指定」を受け付けている。
来月から運送業に関する新しい法律が施行される。ドライバーの残業等を制限するもの。それゆえ物流に影響が出ることが懸念されていて、「2024年問題」と称されている。それほどドライバーさんはこれまで過酷な状況で仕事をしてきたからだろう。いいことだと思う。
だからボクたちもネットで注文する際、できる限りドライバーさんに負担をかけないようにするべき。「日時指定」は再配達防止に適切だと感じていた。けれどもそれは消費者目線でしかない。現実を考えるとかえってドライバーさんに負担をかけている。
やはりベストな注文方法は、「期日指定をしない置き配、あるいは宅配ボックスの利用」なんだと思う。置き配は盗難の可能性があるけれど、現状の日本ではほぼ問題が起きていないそう。我が家のマンションは幸いにも宅配ボックスがあるので利用できる。
先週に2度ほど注文したけれど、全て期日指定なしの宅配ボックスでお願いした。可能な限りその方向で注文しようかと思っている。問題はミューナのトイレの砂。これは箱単位で購入しているので、業者の人たちも台車で運んでくるほど重い。これに関しては配達時に在宅している日を選ぶことになる。
とにかくできる限りドライバーさんに負担をかけないようにしたいと思う。
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