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高羽そらさんインタビュー

最強の敵の正体

間もなく8月が終わろうとしていますが、本当に涼しくなりました。気温としては9月下旬と同じだそうで、そりゃ涼しいですよね。蝉の声もすっかり聞こえなくなって少し寂しいですが、アクティブに散歩ができると思うとワクワクしてきます。

今日はさっそく図書館に寄って、強烈な痛みを提供してくれた呪いの本を返してこようと思いますexpression/eps_coldsweats01.gif 一度振り払ってからは何も感じませんし、ミューナも全くその本に関心を示さなくなりました。「お祓い済」のシールを貼って図書館に返したい気分ですね〜expression/eps_emoji_013.gif

こんなに涼しいのですが、明け方に冷や汗をかいて目覚めました。定期的に見る夢なのですが、目覚めた直後は本当に身体がガタガタ震えているほど恐ろしい夢です。人間って恐ろしいと身体が震えるのを、マジで実感できます。

いつも大勢の人たちと閉鎖的な建物にいるのですが、そこでその最強の敵が現れます。いわゆる悪魔のような存在でして、見るもおぞましい姿をしています。そしてあらゆる超能力を備えていて、確実に私を狙って襲いかかってくるのです。

夢のなかで「あぁ、またこの夢か……」と半分は気づいているのですが、恐怖に圧倒されていますので逃げるしかありません。何度見ても同じシチュエーションなのですが、その建物から逃げ出せれば成功です。毎回必死で逃げ道を探して、何とかして逃げたところで目が覚めます。もう汗びっしょりです……。

しかしこの最強の敵の正体を、私は知っています。

私たちはその方法や過程に個人差がありますが、「全てはひとつである」ことを思い出すために生まれてきています。そのためには、この現実世界が「自我」の創り出した思い込みの世界であることを見破る必要があります。そうすることで、私たちに覚醒が起こります。

そのことを意図して、私は日常的に「自我」を見つめています。その「自我」が私に言い続けることを無視せず、しかし信じないように意識しています。その行為は「自我」にとって脅威です。いわゆる悟り体験をした人たちが共通して語るのが、「自我の抜け落ち」です。

一度は自分のアイデンティティが崩壊する経験をするそうです。生きながらも「死」を体験することですね。「自我」は消滅を恐れて必死で抵抗します。あらゆる記憶と思い出を駆使して、その人の意識が「今、ここ」から離れるように死に物狂いになります。

もうわかりましたでしょうか? 私が定期的に見る夢で必死で逃げているのは、私の「自我」です。私は「自我」が感じている恐怖を夢として体験しています。ということは、その最強の敵の正体とは……。

それは「自我」を幻想として見つめようとしている、「今、ここ」の私の意識です。「自我」が最も恐れる存在ですね。だから必死で夢のなかの私は逃げているのです。逃げることを諦めて最強の敵に降参できたとき、私は「自我」が創り出して夢から目覚めることができるのかもしれませんね。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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