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高羽そらさんインタビュー

今日の言葉 5月21日

『とらえがたき真理』

 

精神が鎮まり返っている時、自らが立てる騒音という重荷から解放されている時、思考がない時、そのような時、理解がひらめくようにして、また、洞察がとてつもない素早さで、あなたに起こります。

 

しかしそのような静寂を養うことはできません。なぜなら静寂な精神をあなたが養おうとしたりすれば、それは静寂な精神ではなく、生気のない精神になってしまうからです。

 

何かに興味を持てば持つほど、何かを理解しようとすればするほど、精神はより単純で澄み、明晰で自由になります。そうすると言葉で表現しなくなります。つまるところ思考とは言葉であり、障害となるのはその言葉なのです。

 

このような訳で、ペチャクチャおしゃべりしている精神、言葉で表現している精神には、真理を理解することができません。ただしこれは、関係の中に存在する真理のことで、抽象的な真理のことではありません。抽象的な真理などというものは存在しないのです。しかしながら真理は非常にとらえがたいものです。

 

真理は抽象ではありません。それは非常に素早く、そっとやって来るので、精神には捉えることができません。夜盗のように、それはこっそりやって来ます。あなたにそれを受け入れる準備が整っている時、やって来るのではないのです。そのようにして受け入れるとしたら、あなたは貪欲になるだけです。このような訳で、言葉の網に捉われている精神には、真理を理解することができません。

 

〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜

コメント (2件)

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  1. ひのっちさん、コメントありがとうございます♩
    言葉は二元性を持っていますから、無限を有限に変えてしまいます。
    私たちの自我は、言葉で構成されていると言っていいのでしょう。
    意識が目覚めるということは、言葉の概念から解き放たれることなのかもしれませんね。

  2. そらさん、今日の言葉ありがとうございます。

    世界は思考であり言葉だと。
    最初に言葉ありき。
    ふむふむ、言葉自体が幻想なんですね。
    本当は自分というのは存在していないから、
    そうなるんでしょうね。


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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