今日の言葉 4月23日
『純粋なる情熱の炎』
私たちのほとんどの内面には、ごくわずかの情熱しかありません。私たちは好色であるかもしれませんし、何かを待ち焦がれているかもしれません。あるいは何かから逃避したがっているかもしれません。こういったことはどれも皆、確かに、いくばくかの情熱を与えてはくれます。しかし私たちが、原因のない情熱の炎へと目覚め、それを肌で感じ取らない限り、私たちが悲しみと呼んでいるものを理解することはできません。
何かを理解するためには、情熱あるいは強烈な全的注意を持たなければなりません。矛盾や葛藤をもたらす、特定の何かだけについての情熱がある場合は、この情熱の純粋たる炎は存在し得ません。しかしながら悲しみを終わらせるため、悲しみをさっぱり晴らすためには、この純粋なる情熱の炎が存在しなくてはならないのです。
〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜
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