行動しないと何も変わらない
「やる気」について一般化されつつある概念として、「待っていてもやる気は出てこない」というものがある。
これはボクも実感として理解している。「やる気」はどれだけ待っても出てこない。人間なんて本来は怠け者で、楽できるならそれにこしたことはないと考えている。でも「やる気」は確かに存在する。
「やる気」とは行動することによって発生する。これは絶対的な真実。だから何かを成したい時、まずは行動すること。アクションを起こさないと何も変わらないし、「やる気」は湧いてこない。でも動くことで「やる気」や「集中力」が誘引される。
だからどれだけ素晴らしい自己啓発本を読んでも、それを実際に行動へと移さなければ意味がない。例えばこの本。
2023年 読書#94
『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』堀江貴文 著という本。久しぶりに読んだ堀江さんの本。彼が普段から実行している習慣について書かれていて、とても参考になる内容だった。といっても著者の他の書籍や動画等を通じて知っていることばかりだけれどね。
目次の一部を抜き出してみよう。おおよその雰囲気がわかると思う。
第1章 「やり抜く」ための習慣
第2章 「アイデア」をつかむための習慣
第3章 「時間コスパ」を最強にする習慣
第4章 「ストレスフリー」になるための習慣
というような内容。
ただ重要なのはこうした本を読んでからの行動。いいと思って感銘を受けたなら、すぐに始めるべき。ただ感心して終わるだけなら、以前と同じ人生が待っているだけ。いやむしろ後退していくかも。とにかく行動あるのみ。結果なんてどうでもいい。ダメだと思ったらやり直せばいいだけのこと。
ボクの例でいえば書籍の出版に至る過程がまさにそう。体外離脱を経験しても、それらをブログに書こうと思わなければ何も起きなかっただろう。行動に移して体験をブログに記すことで、その方法も系統立てて書くようになった。
それが出版社の編集者さんの目にとまり、出版の依頼をいただけることになった。そして今回の再出版に関してもそう。月刊誌さんから取材依頼があった。断ることも可能だっただろうけれど、好奇心を覚えて受けることにした。
結果としてその記事が出版社さんの目にとまり、再出版のきっかけとなった。「引き寄せの法則」的な発想だと、自分の望む未来をイメージすることを推奨される。でもどれだけイメージしても、行動に移さなければ単なる妄想でしかない。
実際に行動に移すことで、イメージにも影響や変化が出てくる。まずはアクションを起こすこと。そして動きながら考えればいい。そのことを意識するならば、この堀江さんの本も有意義なものになると思う。
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