衝撃の結末を書きたい〜〜!
ボクはブレイク前の若手ミュージシャンを見つけて応援するのが大好き。大勢いるなかで消えた人もいれば、予想通りブレイクしている人もいる。
そんななか17歳でデビューしたテイト・マクレーが来月にセカンドアルバムをリリースする。ボクが最初に見つけた当時は、まだ少女の面影が残っていた。でも彼女も20歳になり、すっかり大人の女性の魅力を放っている。
そのセカンドアルバムに収録される『Greedy』はシングル曲としてリリースされ、先週のビルボードでは12位まで上昇している。これまでも売れていたけれど、このアルバムでさらにブレイクしそうな予感。そしてその勢いがあるうちにと考えたのか、さらなる新曲とミュージックビデオが公開された。
『Exes』というタイトルで、これまたヒットしそう。彼女のミュージックビデオは歌だけでなくダンスが最高に楽しい。ダンスの大会がきっかけでデビューしたくらいだから、その実力は相当なもの。前作でも見事なダンスを披露してくれたけれど、この曲もかなりすごい。ヒットを祈願してリンクを貼っておこう。
さて、ボクが大好きすなシリーズ小説を読了した。ラストがショッキングで言葉にならない。
2023年 読書#98
『マスカレード・ゲーム』東野圭吾 著という小説。『マスカレード・シリーズ』として知られている作品で、『マスカレード・ホテル』、『マスカレード・イブ』、『マスカレード・ナイト』に続く4作目。
『マスカレード・ホテル』と『マスカレード・ナイト』は映画化されていて、もちろん原作だけでなく映画も観ている。この小説の舞台はコルテシア東京という架空の有名ホテル。最初の物語は、殺人事件を未然に防ぐために警視庁の刑事がホテルマンに扮して潜入捜査することで始まる。
主人公は二人。刑事の新田浩介とホテル従業員の山岸尚美。『マスカレード・イブ』はこの二人が出会う前の物語だけれど、それ以外の作品はこの『マスカレード・ゲーム』を含めて二人が大活躍する。
ボクは原作を読んでから映画を観たけれど、頭の中は映画の人物として映像化されている。今回の作品も読みながら以下の俳優さんの顔を思い浮かべてしまった。
新田=木村拓哉さん。
山岸=長澤まさみさん。
能勢=小日向文世さん。
本宮=梶原善さん。
稲垣=渡部篤郎さん。
藤木=石橋凌さん。
というレギュラー陣。このメンバーは新作小説でも登場している。去年の4月に出版された作品なのでこれから読む人もいるはず。さらにもしかしたら映画化されるかもしれない。いや、絶対に観たいので映画化してほしい。それほどこの『マスカレード・ゲーム』は素晴らしい。
物語はいつものように殺人事件から始まる。3人の男性が殺される。それも同じ方法で。
殺されたのは10代の少女と交際して裸の写真を撮り、別れた後にリベンジポルノとしてネットに掲載したことで、少女を自殺に追い込んだ男性。
強盗殺人を犯したけれど、未成年だったことで軽い量刑で出所した男性。
言いがかりで少年を殴って意識不明にした男性。傷害罪で逮捕されたがすぐに出所。でも殴られた少年は意識が戻らず1年後に死亡した。
要するに客観的に見てひどい連中ばかり。殺されても仕方ないという言葉が出てきそうになる。もちろん容疑者は被害者の家族。ところがどの家族にもアリバイがある。なのにクリスマスの当日、コルテシア東京にこの被害者の家族たちが予約を取っている。偶然とは思えない。
そこで新田たちが考えたのは「ローテンション殺人」。自分の恨みを晴らすために加害者を殺してもらい、自分は他の家族の加害者を殺すというもの。つまり次の殺人がホテルで実行されるかもしれない。ということで再び新田刑事たちがホテルマンに扮することになった。
この3つの事件に、心神喪失で無罪になった殺人の加害者も関係してくる。もちろん東野さんの作品なので、そう簡単に真犯人を見つけられない。まだ読んでいない人はこの事件の真相を体験してもらえばと思う。
ただし、この作品のラストはかなり衝撃的。特にボクのようにこの物語のファンであればあるほどショックだと思う。その結末を書きたくてウズウズしているけど、ネタバレできないしね。もしかしてこのシリーズはこれで終わり? と感じさせるエンディングだった。
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