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高羽そらさんインタビュー

どうすればこの世界観を思いつく?

今朝のブログで書いたように、京都から神戸に引っ越して16年目の生活に突入した。不思議な出来事は京都にいる頃から経験していたけれど、体外離脱ができるようになったのは神戸に来てから。それがきっかけで2度も紙の本を出版していただけることになって、神戸に移住した潜在的な理由がそこから読み取れる気がする。

 

この15年間で密度の濃い経験をしたことで、それまで身につけた世界観の変革を余儀なくされている。でもそれは大切なことだと思う。諸行無常というのはこの世界を動かす基本法則であって、変化こそが進化の源なのは厳然たる事実。だから日々自分の世界観をアップデートしていくことが、人生の真の目的なんだと思う。

 

でもその世界観には個人差がある。特に作家という仕事をしている人の世界観は、それが想像の産物だとしても驚くことがある。どうすればこんな世界観を思いつくのだろう? そんなことを真剣に考えさせられるドラマを鑑賞中。

 

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2023年 映画#188

『デューン/砂の惑星Ⅱ』(原題:Frank Herbert’s Children of Dune)シーズン2・エピソード2『選ばれし砂漠の子供達』という2003年のアメリカドラマ。前回の感想については『続編も映画化して欲しい!』という記事に書いているので参照を。

 

続編の存在を知らなかった『デューン砂の惑星』の物語。映画化されている作品が全てだと思ってたので、前回の作品を観てから本当に驚いている。それもかなり面白い。この作品を含めて残りが2作だから、その後に続編の原作を読もうと思っている。

 

さてここまで主人公だった皇帝のポール。ところが形式上の妻であるイルーランとその姉のウェンシシアの陰謀によって追い詰められる。実質上の妻でありチャニとの間に男女の双子をもうけたものの、チャニは出産後に死亡。ポールも砂漠の向こうへと消えた。

 

このエピソード2で皇帝の後を継いだのが、ポールの妹のアーリア。兄を慕っていたアーリアは、双子が成長して皇帝を譲るまでの摂政という立場で帝国を統治した。ところがウェンシシアは陰謀を働き、アーリアをドラッグ漬けにしてしまう。そして精神を病んだ彼女に悪霊が取り憑いてしまう。

 

一方前作では陰謀に加担していたイルーランは、双子の可愛さに改心する。二人をチャニに代わって母親として育てることで、ポールの世継ぎにするために全力を注いでいた。このイルーランの変化が予想外で、とてもいい設定だと思った。

 

ということで成長した双子が先ほどの写真。兄のレト2世を演じているのはジェームズ・マカヴォイ。ボクの好きなイギリス俳優で、このドラマの頃は完璧な美青年だった。今はちょっとオジサンが入っているけれどwww

 

叔母にあたる摂政のイルーランは完全にダークサイドに取り込まれた。民衆を不当に弾圧して、内戦を誘発している。そのうえ双子の命を狙うよう悪霊に心をコントロールされてしまう。陰謀を企んだウェンシシアの計画通りだった。

 

エピソード2のラストでは、イルーランの手から逃れるために双子が宮殿を脱出する。そして世界を救うため、レト2世はある重大な決断をするというエンディングだった。ということで次回でこのドラマも最終回。

 

簡単にあらすじを書いているけれど、実はもっと緻密で奥の深い物語。よくこんな世界観を思いついたなぁ、と本気で作者を尊敬している。単なる想像力だけで構成できる世界じゃない。宗教や民俗学に関する深い知識がないと無理。ドラマの結末を見てから、原作を熟読しようと思う。

 

<お知らせ>

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でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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