リストに加えたいXmas映画
いよいよ来週になると12月。この時期になるとクリスマス映画が観たくなる。このジャンルには素敵な作品が多く、何度も繰り返し観てしまう。ざっと思いつく限りでボクのお気に入り作品を書き出してみよう。
『ラブ・アクチュアリー』
『ホリディ』
『天使のくれた時間』
『素晴らしき哉、人生!』
『素晴らしきかな、人生』(ウィル・スミス主演の2016年の作品)
『めぐり逢えたら』
ざっと思い出してもこれらの作品は数え切れないほど観ている。最近になってこれらのリストに追加された作品が『ラスト・クリスマス』という2019年の作品。これは本気で号泣するよ。そして最高に素敵な気持ちになれる。まだ観ていない人は今年のクリスマスに愛する人と一緒に観てほしい。
そして、さらにリストアップしたくなる素晴らしいクリスマス映画を観た。
2023年 映画#190
『サンタ・ボックス』(原題:The Santa Box)という2020年のアメリカ映画。
主人公はケイリーという少女。彼女はクリスマスが大嫌い。なぜならこれまでクリスマスになると不幸になったから。祖父が死に、父が死んだものクリスマス。とにかく呪われた日で、クリスマスの飾りだけでなくサンタの絵でさえも毛嫌いしている。
今年はクリスマスを迎える前に不幸がやってきた。感謝祭に火事に遭いアパートが全焼。母と二人で残された数少ない荷物と共に新しい家に引っ越した。挨拶に来た近所の女性によると、隣にはオットーという謎の老人が住んでいる。なんでもナチスだという噂があるそう。だから注意するようにケイリーたちは忠告された。
ある日、オットー家の庭に置かれたクリスマスの飾りが、心ない少年によって壊されるのを目撃したケイリー。気の毒になって片付けを手伝っているうち、オットーがとても素敵な老人であることを知る。周囲がなんと言おうと、ケイリーは彼との友情を大切にした。
そんなケイリーの自宅前に、ある日クリスマスボックスが届く。それはサンタからの手紙で、どんな願い事でも叶えてあげるというもの。ケイリーはその箱に自分の願いを書かず、シングルマザーで苦労している母の願いを書いた。そしてなんとそれが叶えられた。
さらにサンタの手紙が届いた。他人の幸せを願うケイリーに感動して、もう一度あなたの願いを書きなさいと。ところがケイリーは学校でいじめを受けている友人のためにクリスマスボックスを使う。やがてそのクリスマスボックスが、想像を超えた奇跡を起こすという物語。
一見するとファンタジーのような物語。だけど実はとても現実的なストーリーで、奇跡ではなく真の意味で他人を思いやる気持ちが描かれている作品。全編を通じて愛に満ちた物語で、辛く悲しい出来事もハッピーエンドで終わる。わかっていても本気で泣いてしまった。
とても素晴らしいクリスマス映画なので、まだ観ていない人はかなりオススメ。小中学の子供さんがいる人なら、家族で観ると最適な作品だと思う。子供たちに聞かせたいセリフが散りばめられているから。いい映画だったなぁ。
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