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高羽そらさんインタビュー

疑問の答えは原作で探そう

明日から暖かくなるそうだけれど、今日の神戸は太陽が照らないので寒い。午後には少し雨も降ったので、さらに気温が下がったような気がする。

 

週末には最高気温が20度の予想なので、今年最後の紅葉散歩に行けるかも。六甲山系の紅葉はかなり濃くなってきた。このあとは一気に冬山の世界に突入するので、今週末が最後の紅葉かもしれない。

 

さて、たまたま観たことでハマった3部作の映画。ようやく最終作を観終わった。

 

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2023年 映画#197

『メイズ・ランナー: 最期の迷宮』(原題:Maze Runner: The Death Cure)という2018年のアメリカ映画。

 

2作目でこの映画の世界観は理解できた。太陽の暴走とフレアウイルスの蔓延によって、人類にはゾンビ化する未来しか見えない。ところが免疫を持っている若者が一定数いることで、世界災害対策本部(WCKD)は治療薬の開発に必死だった。

 

ただそのやり方は横暴で、免疫保持者を実験動物のように扱っている。死ぬことも気にしない。人類全体のためには、少数の若者の命を犠牲にすることは厭わないという方針。それに反抗して脱走したのがトーマスたち主人公。

 

前作では無事に逃げられそうなところ、仲間だと思っていてテレサの裏切りによってミンホという仲間が連れ去られてしまう。最終作はトーマスたちによる、ミンホ奪還作戦で始まる。なかなか面白いオープニングだった。

 

最終的に非感染の人間が暮らしているシティにマーカスたちは潜入する。テレサは研究者に戻って、治療薬の開発に力を注いでいた。ところが免疫保持者から血清を作っても治療薬とはならない。

 

結論としては、非感染者と感染者による戦争で幕を閉じる。そしてマーカスたちの集団は、その紛争を離れて遠い世界で平和に暮らすという結末だった。だけど人類にとって一つだけ望みがあった。マーカスの血液には治療効果があった。

 

亡くなる直前のテレサはそのことに気づき治療薬を完成させた。ところが感染者の暴動に巻き込まれ命を落としてしまう。マーカスはテレサから預かった唯一の治療薬を見つめるというエンディング。

 

ある意味中途半端な終わり。その治療薬を大量生産すれば人類は生き残ることができる。だけど壮絶な殺し合いでシティはすでに崩壊。生き残ったのはマーカスを含めた一部の人たちだけ。ラストはこれでいいのか?

 

もう一つの疑問は、なぜマーカスの血液だけ治療効果があるのか。これについて説明がない。ここに引っかかると、映画全体の流れが不自然に思えてくる。こうなったらやっぱり原作を読むしかなさそう。

 

ということで近いうちに原作を読んで、この疑問の答えが見つかるか試してみようと思う。おそらく小説としてはマーカスの血液の必然性について触れているはず。でないと物語が破綻してしまうからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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