複雑すぎるイスラム社会
大掃除は10月に初めて11月の上旬に終わらせた。だから年末はのんびりと過ごしている。あとはゴミを無事に出すだけ。今朝はプラスチックゴミと不燃ゴミの最終日。まだ暗い夜明け前にゴミ出しミッション完了。
明日はダンボールと缶瓶ペットボトル。そして大晦日に燃えるゴミを出したら終了。ゴミなんてすぐに出るけれど、とりあえずはできる限り出しておけば気分的にスッキリするからね。
年末と言っても、普段より意識しているのはゴミ出しくらい。それ以外はいつもと同じで、新作小説の作業も日々継続中。それ以外にも来年からの企画を考えているので、何かとバタバタしている。宇宙の本質は『動』だから、常に新しいことに挑戦するのは自然なことだと思う。
さて今年もできる限りの映画を観たけれど、年末はボクの好きなアクション映画で締めようと思っている。それでチョイした作品が２つ。一つはジェラルド・バトラーの主演作。もう一つはジェイソン・ステイサムの作品。どちらも今年の作品で時間もほぼ同じ。ということで今日はジェラルド・バトラーを選んだ。
2023年 映画＃213
『カンダハル 突破せよ』（原題：Kandahar）という2023年のアメリカ映画。ジェラルド・バトラー主演のアクション映画なので面白いに決まっている。その予想通り痛快なアクション映画だった。ただイスラム社会を扱った作品なので、現実世界のことが頭によぎって色々と考えさせられる内容だった。
新作なのでネタバレしないのでご安心を。
ジェラルド・バトラー演じるトムは、イギリスのMI6に所属しているけれど、アメリカのCIA工作員としてイランに潜入していた。IT企業の技術者になりすまして、イランが秘密裏に開発している核施設を攻撃できるシステムを構築するのが任務。
一時は疑われそうになったけれど、無事に切り抜けた。そしてCIA本部が核施設の存在を確認したことで攻撃命令が出た。トムの仕掛けによって核施設をメルトダウンさせて破壊するのに成功。トムも無事にイランを離れようとした。
ところがエージェントから連絡があって、急遽アフガニスタンに向かって欲しいとのこと。それでアフガニスタンに入国して作戦に参加。その直後、政府関係者の情報リークによってトムの素性がバレてしまった。アフガニスタンに入国していることも知られてしまった。
イラン軍は当然ながら彼の命を狙うためにアフガニスタンへ入国。それ以外にもタリバンやISIS等がトムを捕まえようとした。なぜならイラン政府に高く売れるから。ということでトムの逃亡劇が始まるという内容。
救助される目的地はカンダハール。映画のタイトルはそこからきている。トムの逃亡劇だけではなく、アフガニスタン通訳男性との友情も描かれている。イスラム社会の実態が描かれていてやや重いけれど、さすがジェラルド・バトラーという秀作だった。さて、次はジェイソン・ステイサムだね。
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