次に襲ってきたのはゾンビ
12月になって本格的な寒さが到来。今日はこの秋以降に初めてセーターをタンスから引っ張り出し、ダウンジャケットを着て外出した。六甲おろしが冷たくて、首をすくめながら歩いた。でもメガネは曇り止めが効果を発揮して、防寒用のマスクをしていても曇らない。快適だったなぁ。
さて、3部作映画の1作目を観てすっかり気に入った。ということでさっそく第2作目にトライした。
2023年 映画#195
『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』(原題:Maze Runner: The Scorch Trials)という2015年のアメリカ映画。
1作目の『メイズ・ランナー』は謎だらけ。迷路の壁に覆われた平地に閉じ込められた青年たち。だけどトーマスという主人公がそこへやって来たことで、一部のメンバーが脱出に成功。
1作目で分かったのは、地球は太陽の暴走で多くの人が死滅。そのうえ治療方法のないウイルスが蔓延したことで人類は滅亡の危機に瀕していた。ところが若い世代の一部にはこのウイルスに免疫があった。それで記憶を消された青年たちは、迷路の奥深くに閉じ込められて人体実験をされていた。
実験をしていたのはWCKD(世界災害対策本部)という組織。迷路から脱出したトーマスは、WCKDから助けてくれた組織に保護された。ここから第2作目が始まる。ところがこの組織の実態はWCKDだった。
ウイルス感染者の治療法を見つけるため、免疫のある人間から酵素を抽出していた。つまり他の人間を助けるためには、免疫者の命を犠牲にしていいと考えている恐ろしい組織。ということで再び脱出劇が始まる。
トーマスたちと紅一点のテレサも脱出に成功。だけど施設の外の砂漠は、ウイルスに感染したゾンビだらけ。1作目では蜘蛛のアンドロイドに襲われたけれど、今回はゾンビとの対決。ゾンビ映画のお約束どおり、噛まれたら感染してゾンビになる。
トーマスは少しずつ記憶を取り戻す。彼はWCKD側の人間だった。だけど自分を含めて免疫者が無惨に殺されるのが耐えられない。それで組織を裏切ったことがわかった。一方テレサもWCKDの人間だった。でも彼女の場合はウイルスで家族を失った体験に苦しんでいた。
記憶を取り戻したテレサは、WCKDから逃げて平和に暮らしていた隠れ家を密告する。まさかの裏切り者だった。ということでゾンビだけでなく、WCKDの兵士たちとも戦うことになったトーマスたち。彼の機転でどうにか難を切り抜けたが、友人の一人であるミンホが捕まってしまった。
このままWCKDから逃げようという意見が多いなか、トーマスは一人でもミンホを助けに行くと言った。そして仲間であるニュートたちの想いも同じ。第3作はいよいよトーマスたちとWCKDとの最後の戦いになるみたい。いやぁ、本当に面白い作品。
テレサの葛藤が苦しかった。仲間への愛情もあるけれど、ウイルスの被害をなくしたいとう思いに抗えない。この葛藤が第3作で生きて来そうな気がする。ボクはこの2作目でもかなり面白いと感じた。だけど少し調べてみると、原作ファンには不満のある内容だったらしい。
こうなったら原作を読むしかない。とりあえず第3作を観終えたら、原作を読もうと思っている。
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