クリスマスイブなのに……
今日はクリスマスイブ。午前中に買い物へ行く途中、六甲カトリック教会を通りかかったら美しい鐘の音が聴こえた。日曜日なのでクリスマスイブのミサが始まる合図だった。心洗われるような荘厳な音だったので、聞きたい方はボクのX、Facebook、そしてInstagramでアップしているのでどうぞ。
神戸は教会が多くて、よく鐘の音を耳にする。この異国感が素敵で、神戸に引っ越してよかったなぁといつも思う。ちなみに毎月21日、早朝から近くのお寺の鐘の音が聞こえる。こちらは日本らしく「ご〜ん！」という音。大晦日だと情緒があるんだけれど、個人的には教会の鐘の方が好みかな。
さて、我が家のクリスマスパーティーは22日と23日で終わった。だから今日はいつも通りの雰囲気。せめて映画くらいはクリスマス映画をチョイスすればよかったのに、残念な映画を観てしまった（涙）
2023年 映画＃207
『ザ・チェイサー 真実の瞬間』（原題：Gasoline Alley）という2022年のアメリカ映画。ブルース・ウィリスの名前を観て選んだ作品。なぜなら2022年の公開ということは、失語症で俳優を引退すると発表があった頃。翌年には認知症を発症したことも公表された。それゆえ大好きだった彼の勇姿を見ようと思ったから。
でもちょっと残念な作品だった。おそらく少しは病気が進行していた時期かもしれない。セリフは少ないし、演技にも覇気がない。刑事の役で４人の女性を惨殺した犯人を探すという役。ところが実は黒幕が彼で、ラストは主人公に殺されてしまう。まぁ、有りがちなストーリーで、映画としては低評価しか出せない。
主人公はジェームスというタトゥーの彫師。演じているのはデヴォン・サワという渋い俳優。彼の演技はとてもよかった。彼の店のライターが現場に落ちていたことで容疑者にされる。それで無実を証明するために事件を追うという展開。
ジェームスの父は優秀な刑事だった。だからと言って息子は関係ない。そのあたりの説明が曖昧で、ジェームスが異様に強い必然性がピンとこない。脚本がかなり適当な印象なので、俳優さんがどれだけ頑張っても物語としては限界を感じるストーリーだった。
こんなことならクリスマス映画を観ればよかったなぁ、と思ってしまう内容だった。ちなみにここ数年でお気に入りのクリスマス映画は『ラスト・クリスマス』という作品。これは泣くよ〜〜〜！ これからクリスマス映画を探そうと思っている人は、ハンカチを用意してその映画をどうぞ。
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