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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話2 Vol.90

ガストンさん、Part2の対話もいよいよ終盤です。計算してみると、今のペースで一日置きにアップしたら大晦日で99回になります。どこかで追加を入れたら、ちょうど年末で終了することになります。

 

「じゃぁ、この対話も完全に終了だな」

 

さすがに大変でした。今年は連載小説も書くようになったので、毎日朝はバタバタです。特に今回のPart2は日々の出来事から話題をピックアップしていますから、ネタ探しに苦労しました。

 

「だが悪いことばかりではあるまい」

 

そうですね。対話自体はブログをアップする直前に行っていますが、テーマ探しは前日から必死です。ですからネットの話題を隅々まで追いかけたり、いろいろな人の記事を真剣に読むようになりました。おかげで情報収集が日常的な習慣になりましたので、少なくとも情報弱者にはなっていません。そして小説を書くうえで、雑学の引き出しを日々増やすことにつながっています。

 

「どんなことにも無駄がない、ということだ。それを続けなくては意味がないがな」

 

来年から新しい企画を考えていますので、こうした姿勢を継続していくつもりです。残りは今日を含めて11回になりました。最後を迎えるにあたって、何か伝えたいことがありますか?

 

「それはPart1でも言ったが、こうした対話は誰でもできる。特別なことでないのを知ってもらうのが、対話を続けてきた目的の一つだ。どうでもいいようなニュースでさえ対話のテーマになり、そこから何かを学ぶことができる。それを理解してもらえたら200回やってきた価値があるだろう」

 

でも具体的にどうすればいいのかわからないでしょうね? 誰でもできる、と言われても困惑するでしょう。このような対話を望む人が、どのようにしていけばいいのかわからないと思います。

 

「簡単だよ。会話すればいいのだ」

 

あはは、それでは余計にわからなくなります。もう少し具体的に説明してください。

 

「最も大切なことは、会話する相手のキャラをイメージすることだ。ガイド的な存在と対話したいと思う時、その見た目にこだわる必要はない。映画でもドラマでも小説でもいい。自分の会話相手としてイメージしやすいキャラを想像することだ」

 

それは大切ですね。私の場合キャラをイメージすることはずっと以前に必要なくなりました。でもこの対話をブログでアップするにあたり、わかりやすいようにガストンというキャラを使用しています。私が書いた小説の登場人物です。イメージにぴったりでしたからね。

 

「それでいい。話しやすいキャラを作れば十分だ。ただし、高貴な存在は避けたほうが無難であろう。キリストやブッダをイメージすると、その言葉を盲信してしまう。わしのように突っ込みどころのあるキャラのほうが望ましい」

 

あはは、あなたは突っ込みどころが満載ですからね。会話の内容を参考にしても、盲信するのは良くないですから。キャラを作った後はどうすればいいでしょう?

 

「時間のあるときに、ひたすら会話をすることだ。映画や小説の場面を想像すればいい。初めて観た映画の場合、主人公が誰かに語りかけたら、その答えを想像しながら観ているはずだ。会話相手の返答を想像すればいい」

 

つまり、会話するフリを続ければいい、ということですね。

 

「そうだ。ひたすらフリを続けることだ。これでは独り言だと思うだろう。だがそれでいい。悩んでいること、葛藤していること。そうしたこと全てを問いかけて、そのキャラがどのような返事をするか想像すればいい。フリでいいのだよ。そうすれば、時々不思議なことが起きる」

 

全く自分の頭にない答えが浮かぶのですね?

 

「その通り。現実世界で他人と会話しているように、予想外の答えを受け取ることがある。フリのはずなのに、驚くことになる。その感覚は実際にやってみないとわからないだろう」

 

でも問題は、その予想外の答えが『誰』の言葉なのかですね。

 

「考えられる相手は予想がつく。ガイド、自我、霊だ」

 

霊ですか? ちょっと怖いですね。

 

「別に怖がる必要はない。いたずら小僧のようなものだ。適当な答えを吹き込んで、面白がっているだけだ。高次の存在だと言い出したりしたら、まずそうしたバカな霊のいたずらだと思っていいだろう。あるいは、こうしろ、ああしろ、と命令口調で言う場合もだ。自我も同じような傾向を持っている」

 

でも会話でフリをしている状態でしたら、それらを見分けるのが難しいですね。

 

「だから会話だけでは不十分なのだよ。大切なことはその言葉を実行に移すことだ。返答を聞いてわかったような気分になっているのが、最も愚かな行為だ。現実生活で行動に移せば、それに対する反作用が起きる。そうしてフィードバックしていくことで、会話の相手のキャラを見分けることができるのだよ。行動することなしに、何も知ることはできない」

 

なるほど。キャラを作る。会話するフリをする。独り言になっても構わない。そして最も大切なのが、行動に移すことですね。

 

「それでいい。どちらにしてもそんなに堅苦しく考える必要はない。どんどん会話するフリをすればいい。お前さんたち人間は、日々の生活で多くの他人に囲まれ、会話やメールでやり取りしている。だが、それは幻想だ。人生というものの本質は、壮大な独り言なのだよ。壮大な一人芝居だ。そのことを人間は忘れているだけだ」

 

私とあなたとの対話は生涯続きますが、このブログでは今年いっぱいです。残りの10回よろしくお願いします。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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