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高羽そらさんインタビュー

ゴミは出るから、捨てるしかない

新年二日目ですが、何よ、この暖かさ。

 

今日は午後から今年初めての散歩をするため、妻と駅方面に向かいました。もちろん大きなジャケットを着て。ところが自宅マンションを出た直後から、寒さを感じません。歩いている途中から暑くなってきました。

 

自宅近くにはそり立つ壁のような坂道があります。帰り道にその坂道に差し掛かる前、私も妻もジャケットを脱ぎました。着ていられないくらい暑いのです。吹き付ける冬の風を気持ち良く感じながら、坂道を登ってきました。体感的には3月頃の雰囲気でした。

 

それでもやっぱり世間はお正月。樹齢五百年の楠の神木がある神社も、美しく飾られていました。

 

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JR六甲道の駅ビルは通常営業で、大勢の人で賑わっていました。私がカフェでコーヒーを飲んでいる間、妻はお店を散策。全くいつも通りの雰囲気だったそうです。普段利用しているスーパーも今日から営業していました。年末に買った商品が軒並み値下げされていましたから、来年は初売りの日と分けて買う戦略もありですね。

 

さて、私が住んでいる地域は31日まで燃えるゴミの回収がありました。それ以外のプラスチックゴミや、缶瓶・ペットボトルも、最終日を確認して年内に処分するように意識しました。そうすると一時的にはバルコニーにゴミが無くなります。すっきりした気分で新年を迎えられるわけですね。

 

ところがそんな状態はせいぜい数時間が限界です。ゴミを出したその勢いで海外に旅行すれば別ですが、自宅にいる限り新しいゴミが出ます。ミューナだってトイレをしますから、綺麗に始末してあげなくてはいけません。

 

人間が生活している限り、ゴミは出続けます。どれだけ掃除をしたって部屋にはほこりがたまりますし、ゴミは袋いっぱいになります。ですから我が家は元旦の朝から普通に掃除をしますし、ゴミもバルコニーに出さざるをえません。放っておけば部屋は散らかり、ゴミ屋敷になってしまいます。ゴミを減らすことは可能ですが、どちらにしてもゼロにはできません。せっせと捨てるしかありません。

 

これって、実は人間の意識でも同じです。今朝掃除をしながら、そんなことを考えていました。

 

瞑想をしたり、何かスピリチュアルなセミナーに通ったり、心が清められるような本を読んだり、感動する映画を観たり、そうしたことで私たちの心がクリアになったように感じることがあります。ちょうど年末の大掃除の直後のように、余計な心のゴミが存在しない状態です。

 

しかしそんなもの、ほんの一瞬のことです。先ほどのゴミと同じで、人間は生きている限り心のゴミを意識的、無意識的に生み出しています。怒ったり、悔しかったり、妬んだり、誰かを非難したり。それは人間として、この二元化の世界で生きる限り避けられないことです。

 

だったらどうすればいいのか?

 

それは掃除と同じです。出たゴミは捨てればいい。人間ですから不必要な思考や感情が生まれるのは仕方ありません。問題になるのは、それを放置していることです。次から次にゴミは出てきますから、放っておけばあっという間に心がゴミ屋敷になってしまいます。心が荒み、ありのままに物事を見ることができなくなってしまいます。

 

ゴミを出さない方法を必死で身につけるより、捨てる技術を身につけるほうが楽に生きられますよ。そこで大切なのは、ゴミをゴミだと見分ける目を養うことです。客観的に見れば全く必要のないゴミを、私たちは宝物のように必死で抱えていることがあります。捨てることができないのです。

 

自分の抱えているものが腐った生ゴミやウンチだと認識したら、慌てて放り投げるでしょう? でもそれが認識できないと、後生大事に抱えることになります。そしてゴミがゴミを呼びますから、収拾のつかないいことになってきます。実際のゴミ屋敷が作られる過程と同じです。

 

そういう意味では毎日部屋の掃除をする習慣は、そうした心のゴミを見分ける意識を養う元になります。20代の頃に奈良の天河神社で、宮司さんに最も大切な神事について教えてもらいました。その神事とは日々の掃除でした。出たゴミは捨てる。そんなシンプルなことが、意外に難しいものなのです。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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