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高羽そらさんインタビュー

ロシア政府の内部告発

昨日、外相会談が行われたものの、結局進展のなかったウクライナ情勢。ロシアによる攻撃は市民を巻き込んだものとなり、昨日の報道では病院が爆撃されて子供の犠牲者が出たというものもあった。もし事実なら、これはロシアの戦争犯罪と言っていいだろう。

 

そんなロシアに関する情報で、数日前にネットを駆けめぐったものがある。FSBの職員による内部告発文書。FSBとはロシア連邦保安庁の略で、ソ連時代のKGBのように諜報活動を行う機関。

 

なんとその職員の内部告発文書がネットで流れた。ウクライナに侵攻するという想定はあったものの、誰もが単なるシミュレーションと考えていたというもの。だから実際に戦闘が起きるとは思っていなかった。それゆえ政府組織も、そして軍も対応できていない。ウクライナ侵攻はロシアのトップが暴走したという内容だった。

 

これは報道されているロシア軍の状況と重なる部分が多い。演習だと言われて前線に送り込まれたと証言するロシア兵の捕虜や、数日でウクライナを陥落できると思われていたのに、激しい抵抗にあってロシア軍は思うような行動が取れていない。ロシア兵が多数戦死しているという報道もある。

 

その内部告発が本物かどうかはわからない。もしかするとガセネタの可能性もある。ただ英国のThe Times紙は「ロシアの諜報機関に詳しい専門家が本物だ=現職のFSBスタッフ2人に確認をとって同僚が書いたものだと認めたらしい」と報じている。かなり信憑性が高い。

 

その告発の日本語訳を昨日見つけた。

 

FSB内部告発文書(信憑性注意)

 

長い文章なので読むのは大変だけれど、FSB職員の混乱がリアルに伝わってくる。時間のある人は一度目を通してみるといいかも。もしこれが事実だとしたら、ロシア政府は崩壊への道と突き進んでいるようにしか思えない。

 

長い文章を読むのが面倒な人のために、こんなサイトを紹介しておこう。

 

ロシア政府内部の告発者、ロシア軍戦死者は1万人越えの可能性も

 

このリンク先の記事には、ポイントがまとめて書かれている。要点だけ抜粋させてもらう。

 

・FSBはトップの要求に沿った内容の報告書作成を要求されることが増えている。

 

・FSBはウクライナ侵攻作戦を知らされていなかったし制裁への備えも準備していない。

 

・そもそもウクライナに対する電撃作戦を誰が言い出したのかも不明。

 

・非ナチ化やウクライナの非軍事化の達成基準が曖昧で分析不可能。

 

・侵攻責任をウクライナに押し付けるため対外情報庁がウクライナ核兵器開発の証拠を偽装中。

 

・大統領暗殺のため派遣した特殊部隊を殺されカディロフは怒ってロシアと対立している。

 

・電撃的なキエフ占領は失敗して最も少ない犠牲者と抵抗でウクライナを片付けるプランは消えた。

 

・軍事力で制圧しても4,000万人以上のウクライナ人を支配するには50万人以上の兵力が必要。

 

・そんな兵力をかき集めるには予備役を招集するしか手がないが国内状況と兵站の問題で不可能。

 

・ロシア軍の正確な損失について誰も知らない。

 

・侵攻開始から2日間だけ統制がとれていたが現在は誰にも何が起こっているのか良くわからない。

 

・ロシア軍の戦死者は間違いなく数千人規模で1万人を越えている可能性すらある。

 

・ロシアに対するウクライナ人の憎悪はチェチェンレベルで大統領が死んでも抵抗は終わらない。

 

・20の都市を攻撃して占拠に成功したのは1つだけ。

 

・ロシアのレッドラインは6月でココまでに状況を打破できないと経済が崩壊する。

 

・この国の戦略には出口がなく、勝利に関する選択肢もないため戦いに負ければ終わり。

 

・パンドラの箱は開いてしまった、夏までに世界規模で本当の恐怖が始まるだろう。

 

この要点を読むだけでも、ロシアの状況がかなり悪化しているのがわかる。逆に言えば、フェイクニュースであるほうがホッとするかもしれない。

 

なぜならここまで追い詰められたら、プーチンは何をするかわからないから。さて事実はどうなんだろう? 

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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