中高年よ、今からでも遅くない!
ふ〜、やっと新作小説を書き終えた。推敲したらキリがないので、今日で打ち切り。
朝の掃除を終えてからずっと集中していて、ランチをはさんで無事に終了。冤罪と罪悪感を取り上げたミステリーで、もちろん明晰夢もからんでくる。書き初めは男性の主人公だったけれど、しっくりこないので途中で女性に性転換。結果として正解だったと思う。
ということで、さっそく明日から次の作品に取りかかる。次はホラーを考えていて、できる限りエグい内容で、かつ不快極まりない物語にしたいと思っている。自分が書いていて落ち着かなくなるような作品にしたい。ボクは根が小心者なので、そのくらい突っ走っていい加減だと思っている。
さすがに疲れたけれど、休んでいる余裕なんてないからね。とにかくひとつでも多くの作品を書くこと。それしかないと思っている。打席に立ってバットを振らないと、ヒットもホームランも出ない。今のボクに大切なのは、打率よりも打数だからねw
ただでさえ若い人に比べたら、年齢的なハンデを抱えている。だから同じことをしていては勝負にならない。ゆえにモチベーションをどれだけ高めていけるかが重要になってくる。よしやるぞ、と奮起させてもられる本を読んだ。
『ミライの授業』瀧本哲史 著という本。
この本は2年前に出版されている。対象となっているのは当時の14歳。要するに21世紀生まれの人たちに向けて書かれた本。
だけど中高年のあなた、是非この本を読むべきだと思う。いい試金石になるから。
この本を読んで、「ふん、何言ってんの」と思うようなら、あなたは『老害』と呼ばれている人たちに属するかも。
少年少女のために書かれたものなので、これからの時代に対する指針が的確に記されている。目次だけを抜き出してみよう。それは未来を作る5つの法則として紹介されている。
1;世界を変える旅は「違和感」から始まる
2:冒険には「地図」が必要だ
3:一行の「ルール」が世界を変える
4:すべての冒険には「影の主役」がいる
5:ミライは「逆風」の向こうにある
これらについて、実在の著名人の実例をあげて解説されている。もし中学生の子供さんがいるのなら、是非読ませてあげて欲しい。そして大人も目を通すべきだと思う。あぁ、なるほど、という気づきがあるはず。
この本は14歳の人たちに向けて書かれているけれど、ボクはそんなこと気にしない。内容にうなずくことばかりだったし、書かれていることを実行するなら、今からでも遅くないと思っている。
これからは高齢化社会だからね。まだまだ人生は長い。だからこそ、14歳のような気持ちを持つことは大切だと思う。シンプルだけれど、とても素晴らしい本だった。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。