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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話2 Vol.38

ガストンさん、昨日はネットで感動する記事を読みました。ギリシャに旅行へ行ったイギリス人の女性の記事です。二人の男性に声をかけられ、暴力を受けそうになったとのこと。その時、近くにいた野良犬がその女性を守ろうとして、男性たちに吠えかかったそうです。そして男性たちがその場を離れるまで、野良犬は吠え続けました。女性の危険を感じて守ってくれたのでしょう。

 

「動物は危機に関するセンサーが発達している。女性のSOSを感じ、同時にその男たちが危険な波動を持っていることを認知したのであろう」

 

その話しには続きがあります。その野良犬は、女性の後をついて回ったそうです。ホテルに行く時も、空港に行こうとする時も、女性の後を追いました。その女性は命の恩人であるその犬に約束しました。今は無理だけど必ず迎えにくる、と。そして2週間後、彼女はその犬を探しにきたそうです。そして無事に野良犬と再会することができて、その犬はイギリスの女性の家で暮らすことになりました。そして6匹の子犬のお母さんになったそうです。可愛い写真も掲載されていました。記事を読んでいて、感動のあまり涙が出てきました。

 

「前回に物と人間の出会いは偶然ではない、と対話したな。当然だが、動物たちとの出会いも偶然など存在しない。その野良犬は女性と出会った瞬間、自分の家族だということがわかったのであろう。だから必死で守った。それは動物にとって自然なことだ」

 

私もそうだと思いましたし、記事にも同じようなことが書かれていました。一緒に暮らすことになる動物との出会いは、人生の青写真に書かれていることのように思います。

 

「お前さんたち夫婦と一緒に暮らしているミューナも、必然を感じさせる出会いであったはずだ」

 

そうですね。先代の猫が旅立って、再び猫との生活を求めていました。妻はペットショップで子猫と出会い、家族に迎えることに決めました。私は仕事を終えて妻と一緒にペットショップに行きました。その猫を引き取るお金を持って。そして引き取る前に抱かせてもらいました。その時、妻も私も同じことを感じました。「あっ、この子じゃない」って。とってもキュートな子猫でしたが、私たちはすぐに諦めました。そのすぐ後に、保健所に連れていかれる寸前のミューナと出会いました。やはり我が家の家族になる猫は決まっていたのですね。

 

「家族であるからには、人間も動物も、双方がその運命を感じるはずだ。だが人間の感性は麻痺しているから、遠回りすることは多い。先ほどのギリシャの野良犬の例で言えば、その犬は自分の未来を直感していた。その女性と会った瞬間から家族だとわかっていた。なぜだかわかるか?」

 

私たち人間のように、時間の概念に囚われていないからですね。過去を悔やんで、未来に不安を抱えている動物などいないはずです。常に「今、ここ」に生きているのが動物たちです。だから未来の出来事を自然に受け取っているのではないでしょうか?

 

「そうだ。犬や猫が、明日の食事を心配することはない。今をどのようにして生きるかを、常に意識している。人間と比べて、自我もはるかに希薄だ。何度も言っているが、自我の正体は時間という概念だ。だから動物たちは今という瞬間において、未来の家族を知ることができる。強烈な自我を持って生きている人間には、想像できないことであろう」

 

それでも希薄とは言え、動物たちも自我を持っているのですね。

 

「人間と関わって生きている動物ほど、自我が強いのは確かなことだ。野生動物たちはその種の集合意識にフォーカスして生きてる度合いが強い。だが人間に近い動物ほど、自我を芽生えさせている。だから時間という概念の影響を受けることがある」

 

自我を発達させて時間の影響を受けた動物たちはどうなるのですか?

 

「人間と同じように輪廻に巻き込まれる。もう一度あの家族と暮らしたい、と願うのだよ。つまり生まれ変わって同じ家族と暮らそうとする」

 

ということは飼い猫や飼い犬は、過去に一緒に暮らしたことのある可能性が高い、ということですか?

 

「高いどころか、そうだと言っても過言ではない。子供の頃に一緒に暮らしていた動物が、生まれ変わって大人になった人間の元にやってくることもある。あるいは、過去生で一緒に暮らしていた家族のところへやってくることもある」

 

先ほどのイギリスの女性と野良犬は、過去で家族だったかもしれないのですね?

 

「そう考えるほうが自然だ。人間が過去生で関わりを持った人物と再会するように、動物たちとの再会もある。特に自我を発達させた動物たちとは、そうして出会う可能性が高い。人間と同じように、彼らは希薄な自我が抱えたものを手放そうとして生まれてくる。そしてそれは人間のためでもある。愛する動物と別れた時、飼い主は多くの後悔を抱えるはずだ。もっとああしてやればよかった、こうしてやればよかった、と。今一緒に暮らしている動物を、最大限の思いで愛してやりなさい。それは人間のそうした後悔を解放することにもなる。動物との出会いは必然なのだよ」

 

そうですね。今一緒に暮らしている奇跡を、大切にしたいと思います。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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