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高羽そらさんインタビュー

絶対見たくないオンライン通知

ボクが初めて女性と交際したのは小学校6年生。当然ネットなんてないし、電話は一家に1台という時代。だからやり取りは手紙だった。

 

出した手紙の返事が来るのにいつもドキドキ。同じクラスの子だったけれど、周囲には交際を隠しているので学校で話すことはない。だから『プリーズ・ミスター・ポストマン』というカーペンターズの歌を口ずさみながら、手紙が届くのを待ち焦がれていた。可愛いもんだね。

 

今ではスマートフォンでのやり取りが普通だから、手紙を待つことなどない。それでも恋人からのメッセージ通知を見たらワクワクするだろう。でもこんなオンライン通知は絶対に見たくないなぁ。

 

ロシア “人々がパニックに” 招集令状のオンライン通知可能に

 

ウクライナと戦争中のロシアでは、これまで直接に手渡されていた召集令状のオンライン通知が可能になったとのこと。今月の14日にプーチン大統領が法案に署名して成立。20日からはサンクトペテルブルクで試験運用が始まったそう。

 

召集令状は政府のポータルサイトに登録した個人のアカウントに送られる。通知を開けなくても、届いた時点で効力が発生。20日以内に招集に応じなければ、自動車の運転はできなくなるし、不動産の登記もだめ。銀行での融資も受けられないそう。

 

予備役に登録している人は、スマートフォンに通知があるたびに緊張するだろうと思う。予備役登録者が召集を逃れて国外逃亡するのを封じるのが狙いらしい。本気で国を捨てる覚悟をしなければ、国外逃亡はできないということ。もし国外に逃げられたとしても、ロシア国内に残した家族がいれば不安でたまらない。

 

とにかくオンライン通知に移行したということで、プーチン政権の焦りが見える。すでにロシアだけでなくウクライナでも大量の死傷者が出ている。昨日はウクライナの集合住宅にミサイルが撃ち込まれて、子供を含めた大勢の市民が亡くなったというニュースを見た。

 

ウクライナが本格的な攻勢に出る準備ができたという報道も流れてくる。要するに戦争はますます激化する可能性が高く、予備役の人だけでなく全面的な動員がロシアで実施されても不思議じゃない。ボクが30代くらいでロシア人なら、本気で国外逃亡を検討するだろうと思う。殺されたくないし、それ以上に人を殺したくない。といって兵役拒否して無事にすむ国家ではないしね。

 

迷惑だけれど詐欺目的のスパムメールしか届かない日本人には、オンライン通知される召集令状の恐怖は理解できないだろうと思う。ロシアの一般市民たちの気持ちを想像していると、胸が痛くなってくる。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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